今日は、外耳炎について書きたいと思います
外耳炎とは、別名スイマーズ・イヤーとも言われ、ダイバーに最も身近な耳のトラブルです
ちなみに、たごもよく外耳炎になります
今も外耳炎中です(笑)
外耳炎とは、圧外傷ではないので、水圧等は関係ありません
高温多湿な夏場になりやすいと言われています
なぜ外耳炎になるのかと言いますと・・・
水や湿気に繰り返しさらされることで、耳の中の外耳道といわれる部分のPHが、
弱酸性→中性に変化します
普段、耳垢自体は酸性なので、細菌や真菌(カビ)の発育を防いでいるのですが・・・
耳に水が入り、皮膚や耳垢がふやけると、弱酸性→中性に変化します
この中性というのが厄介で、細菌感染を起こしやすくしてしまうのです
海から上がった後、耳の中の水が気になって、綿棒などで過度にゴシゴシしてしまうと・・・
綿棒や耳かき等で耳の中を傷つけてしまい、
その傷口から細菌が入り外耳炎になってしまうことがあります
また、耳掃除のし過ぎで、耳垢を取り過ぎると、逆に外耳炎になりやすくもなります
過度の耳掃除や、綿棒の使用は、
外耳道皮膚の防御機構が破壊されてしまい、
細菌の侵入を容易にしてしまうのです
なので、耳掃除や綿棒の使用はほどほどに・・・がいいですね
余談ですが、
糖尿病の人は、細菌感染を受けやすかったり、耳垢のPHが上昇しやすかったりで、
外耳炎になりやすいみたいですよ
外耳炎になると、どんな症状が出るのか・・・と言いますと
痒みや耳の腫れ、外耳道の閉鎖や発熱、激痛・・・とあります
たごはいつも、耳の腫れと、耳に触れると痛みを感じるので、
『あぁ・・・外耳炎になったな』って分かります(笑)
では、外耳炎を防ぐ方法はと言いますと・・・
ダイビング後に、耳を洗浄することをオススメします
オキシドールなど、市販の洗浄剤で洗浄します
特にたごの様に、外耳炎になりやすいダイバーは、
潜るたびに洗浄することをオススメします
また、耳垢が多いダイバーは、定期的に耳鼻科に行って
耳垢を取り除いてもらうといいそうです
たごは、よく耳のトラブルを起こすので、
定期的に耳鼻科に通っています
耳鼻科に行った際は、耳掃除をしてもらっています
耳鼻科で耳掃除してもらうと、次の日は耳抜きがしやすかったりします(笑)
余談ですが・・・
日本人の場合、外耳炎の原因のほとんどが綿棒の使い過ぎによるものらしいです
なので、ダイビングをする時は、した後は、耳掃除は程々に・・・
綿棒の使用は、程々に・・・です
ダイビング後に、ちょっとでも耳に違和感や痛みがあったら、
すぐに病院で見てもらって下さい
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