今日は、伊豆半島ジオパークのテーマにもなっている『南から来た火山の贈りもの』について、
簡単な伊豆半島の歴史を書きたいと思います
はるか昔・・・今から約2000万年前のことです
本州より南に数百kmのところに、海底火山群がありました
その海底火山群が今の伊豆のベースになるものです
フィリピン海プレートの上にある、この海底火山群が、プレートごと北に移動していきます
そして、今から約60万年前に本州に激突します
その激突で伊豆半島が出来ました
そして、そして
約20万年前まで、伊豆半島のあちこちで噴火が起こっていました
その噴火で、「天城~越え~」の歌でもお馴染みの天城山や、達磨山といった
現在の伊豆の骨格を形作る大型の火山ができました
大型の火山の活動が終わり、日本には数少ない単成火山群の活動が始まります
今も活動は続いており、『伊豆東部火山群』として、活火山の1つとなっております
今現在も、プレートは伊豆の大地を本州に押し込み続けています
それによって、伊豆は、地殻変動で多様な地形を形作っています
難しい言葉ですが、地質学的特異性が、伊豆にはあるそうです
本州より、はるか南からやってきた火山によってできた伊豆
まさに、南から来た火山からの贈りものによって、今の伊豆があるのですね
豊かな自然、海、温泉・・・
伊豆は、イイとこですよ~
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